
ホーム > 会長あいさつ
お陰さまを持ちまして、明治大学マンドリン倶楽部は2022年(令和4年)に念願の創部100周年を迎えることができました。これも偏に関係各位のご支援の賜物と厚くお礼申し上げます。
OBならびに学生は気持ちを新たに次の100年に向け一丸となって活動してまいりますので、引き続き、ご支援ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
なお、このホームページが、会員や会員以外の方々に紫紺会や現役マンドリン倶楽部の活動状況等を広くPRし、少しでも皆様のお役に立てれば幸いに存じます。
2024年2月
明治大学マンドリン倶楽部 音楽監督・常任指揮者
明治大学マンドリン倶楽部紫紺会 会長

甲斐靖文
(ペンネーム:湯野カオル)
作曲編曲家、明治大学マンドリン倶楽部音楽監督、常任指揮者、紫紺会会長。古賀政男音楽文化振興財団理事。昭和14年九州別府に生まれる。昭和33年明治大学法学部入学、同時に憧れのマンドリン倶楽部に入部。昭和37年卒業、古賀政男先生に師事し作曲、編曲を学ぶ。昭和40年日本コロムビア株式会社に専属作曲家として迎えられ「藤山一郎」「島倉千代子」「都はるみ」「舟木一夫」「大川栄策」「ペギー葉山」「大月みやこ」「キム・ヨンジャ」など多くの歌手の曲や、日本相撲協会練成歌(作曲)、インストゥルメンタルのLP、カラオケなどを合わせると、これまでに約6,000曲以上のスコアを作成、コマーシャルや記録映画、芝居の音楽に仕事の幅を広げ現在は30年問専属だったコロムビアを離れ、フリーの作家として活躍している。
マンドリン倶楽部用にオリジナル曲「津軽組曲」「風の中で」「荒城ファンタジー」「マンボ・デ・メイジ」「夢求めて」などを作曲。特に「津軽組曲」より「夏」はすべての演奏会で演奏され常に不動の人気を誇っている。また「大地の子」をテーマに作曲した「百里香」(唄:荻原かおり)も各地の演奏会で好評を博している。その他にも懐かしき古賀メロディーを現代風のスタイルに新編曲した「ボレロ酒は涙かため息か」「マンボ無法松の一生」「サンバ柔」などは古賀メロディーに新しい風を吹き込んだものであり、編曲の素晴らしさを存分に味わうことができるものである。
2001年11月、明治大学創立120周年記念式典に於いて、大学より特別功労賞を受賞した。返礼として、2002年明治大学讃歌「希望あふれて」を作曲し、大学に寄贈した。2008年12月、日本大衆音楽文化賞を受賞。
2021年5月、高い音楽水準と永年の指導者としての実績が認められ「明治大学特別功労賞」を受賞し明治大学の歴史に名を残す。
明治大学マンドリン倶楽部音楽監督、常任指揮者として今年で53年。作曲家生活としては58年を迎えた。
〈主な作品〉
作曲
「津軽組曲」
「希望あふれて(明治大学讃歌)」
「くちなし有情」
「人はみな旅人」
「女の子守唄」等
編曲
「女の願い」
「女の夢」
「霧にむせぶ夜」
「君からお行きよ」等