平成27年3月9日(月)に島根県出雲市にある出雲大社内の仮拝殿において明治大学マンドリン倶楽部が奉納演奏を行いました。数名のOB会員が奉納演奏を見学させていただきましたので、その様子をレポートします。
OBは複数便に分かれて出雲縁結び空港に到着し、バスで出雲大社へ向かいました。出雲空港から出雲大社へはバスで40分ほどです。当日は一日中大雨で、楽器と荷物と傘を持って移動するのは一苦労でした。出雲大社にて現役学生と合流しました。学生たちは3月3日から春の演奏旅行が始まっており、9日は高松から移動してきたところで表情には少し疲れも見えましたが、前例のない場での演奏を前に緊張している学生もいました。奉納演奏前には御本殿に向かって学生とOB全員で神職の方と共に奉納前の儀を行いました。仮拝殿に戻り、14時から奉納演奏が始まりました。指揮は甲斐先生、演奏は4年生を中心としたトップ陣のみで行い、他の学生とOBは見学です。
【出雲大社奉納演奏 曲目】
荒城の月 / ノスタルジア / 微笑み / 花は咲く / 影を慕いて
仮拝殿の中には関係者しか入れませんが、足を止めて窓から中の様子を覗いている方がたくさんいらっしゃいました。厳かで凛とした雰囲気の中で拝殿に響くマンドリンの音色はとても美しく、いつもの演奏会とはまるで違う空気でした。演奏が終わると取材にいらしていた新聞社の方やテレビ局の方が甲斐先生や主将の星野くん、コンサートマスターの樫浦さんにインタビューを行っていました。奉納演奏の感想や翌日の松江演奏会への意気込みを話していたようです。演奏後は自由行動になり学生たちはおみくじを引いたり、神楽殿の連縄を背景に写真を撮ったりお土産を見たりしていました。また演奏をした学生にはお土産として出雲大社のお煎餅が配られたそうで、奉納演奏の記念になったと喜んでいました。
出雲大社から宿泊先のホテルに戻り、翌日行われる松江演奏会の主催である明治大学校友会島根県支部の皆様と懇親会がありました。懇親会の前に18時30分からのニュースで先の奉納演奏の様子が放送されるとのことだったので、懇親会場でその様子を見ました。奉納演奏や甲斐先生のインタビューなどが放送され、アップで自分の顔がテレビに映し出された学生たちは恥ずかしそうにしていました。懇親会では校友会島根県支部の支部長の原様からご挨拶を頂戴しました。また、報道関係にお勤めの先輩方をご紹介いただき、今回の演奏会の宣伝や広告についてお話しいただきました。学生たちはお世話になった関係者の皆様に御礼を申し上げるためにビール瓶を持って忙しそうにしていました。OBは学生に演奏旅行の様子を聞いたり自身の学生時代の話をしたりして、和やかで賑やかな雰囲気でおいしい食事とお酒をいただきました。懇親会の最後は一本締めならぬ「だんだん締め」でした。松江の方言で「だんだん」とは「ありがとう」の意で、だんだんの言葉に合わせて2回手を叩きます。20時半頃にお開きとなり各自部屋に戻りました。
翌10日の島根県民会館で行われた松江演奏会ではOB会員15名が演奏に参加し、朝から雪が降っていたにも関わらず約1600名のお客様にご来場いただきました。学生はOB出演の演奏会にとても緊張していましたが、OBのみなさんが春から新体制になった学生たちを励ましている姿があちこちで見受けられました。現役学生にOBが加わり、甲斐先生の指揮で迫力のある演奏でした。また第2部では松江プラバ少年少女合唱隊のみなさんと共演させていただき、ミュージカルを見ているような素晴らしいパフォーマンスの「ドレミの歌」や松江市をイメージした「松江の町は」、東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」などを共演しました。合唱隊のみなさんはとてもかわいらしく、きれいな歌声に心が洗われる思いがしました。終演後に打ち上げが開かれ、学生とOBは演奏会の感想を楽しそうに話していました。また翌日の新聞では松江演奏会の記事が掲載されており、「来場者はゆったり軽快なマンドリンの音色に聞き入った」と紹介されていました。
翌11日に学生たちは四国へ移動、OBは帰京しました。一部のOBが乗るはずだった飛行機が欠航になり別の便をとらなければいけないというアクシデントもありましたが、全員無事に便を振替ることができました。今回の奉納演奏と松江演奏会では、昭和62年卒の谷口先輩にご尽力賜りました。お陰様で非常に有意義な時間を過ごすことができました。OB同士の親睦も深まり、出雲大社ではマンクラを通じてお会いすることができた皆様とのご縁に感謝申し上げました。奉納演奏は見学していたOBはもちろん演奏した学生にとっても一生の思い出になると思います。有り難い体験をさせていただきました。今後も様々な形で現役学生を支援していきたいと感じました。
(文責 明治大学マンドリン倶楽部OB会 HP運営委員会 平成20年度卒 澁谷友梨)
OBは複数便に分かれて出雲縁結び空港に到着し、バスで出雲大社へ向かいました。出雲空港から出雲大社へはバスで40分ほどです。当日は一日中大雨で、楽器と荷物と傘を持って移動するのは一苦労でした。出雲大社にて現役学生と合流しました。学生たちは3月3日から春の演奏旅行が始まっており、9日は高松から移動してきたところで表情には少し疲れも見えましたが、前例のない場での演奏を前に緊張している学生もいました。奉納演奏前には御本殿に向かって学生とOB全員で神職の方と共に奉納前の儀を行いました。仮拝殿に戻り、14時から奉納演奏が始まりました。指揮は甲斐先生、演奏は4年生を中心としたトップ陣のみで行い、他の学生とOBは見学です。
【出雲大社奉納演奏 曲目】
荒城の月 / ノスタルジア / 微笑み / 花は咲く / 影を慕いて
仮拝殿の中には関係者しか入れませんが、足を止めて窓から中の様子を覗いている方がたくさんいらっしゃいました。厳かで凛とした雰囲気の中で拝殿に響くマンドリンの音色はとても美しく、いつもの演奏会とはまるで違う空気でした。演奏が終わると取材にいらしていた新聞社の方やテレビ局の方が甲斐先生や主将の星野くん、コンサートマスターの樫浦さんにインタビューを行っていました。奉納演奏の感想や翌日の松江演奏会への意気込みを話していたようです。演奏後は自由行動になり学生たちはおみくじを引いたり、神楽殿の連縄を背景に写真を撮ったりお土産を見たりしていました。また演奏をした学生にはお土産として出雲大社のお煎餅が配られたそうで、奉納演奏の記念になったと喜んでいました。
出雲大社から宿泊先のホテルに戻り、翌日行われる松江演奏会の主催である明治大学校友会島根県支部の皆様と懇親会がありました。懇親会の前に18時30分からのニュースで先の奉納演奏の様子が放送されるとのことだったので、懇親会場でその様子を見ました。奉納演奏や甲斐先生のインタビューなどが放送され、アップで自分の顔がテレビに映し出された学生たちは恥ずかしそうにしていました。懇親会では校友会島根県支部の支部長の原様からご挨拶を頂戴しました。また、報道関係にお勤めの先輩方をご紹介いただき、今回の演奏会の宣伝や広告についてお話しいただきました。学生たちはお世話になった関係者の皆様に御礼を申し上げるためにビール瓶を持って忙しそうにしていました。OBは学生に演奏旅行の様子を聞いたり自身の学生時代の話をしたりして、和やかで賑やかな雰囲気でおいしい食事とお酒をいただきました。懇親会の最後は一本締めならぬ「だんだん締め」でした。松江の方言で「だんだん」とは「ありがとう」の意で、だんだんの言葉に合わせて2回手を叩きます。20時半頃にお開きとなり各自部屋に戻りました。
翌10日の島根県民会館で行われた松江演奏会ではOB会員15名が演奏に参加し、朝から雪が降っていたにも関わらず約1600名のお客様にご来場いただきました。学生はOB出演の演奏会にとても緊張していましたが、OBのみなさんが春から新体制になった学生たちを励ましている姿があちこちで見受けられました。現役学生にOBが加わり、甲斐先生の指揮で迫力のある演奏でした。また第2部では松江プラバ少年少女合唱隊のみなさんと共演させていただき、ミュージカルを見ているような素晴らしいパフォーマンスの「ドレミの歌」や松江市をイメージした「松江の町は」、東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」などを共演しました。合唱隊のみなさんはとてもかわいらしく、きれいな歌声に心が洗われる思いがしました。終演後に打ち上げが開かれ、学生とOBは演奏会の感想を楽しそうに話していました。また翌日の新聞では松江演奏会の記事が掲載されており、「来場者はゆったり軽快なマンドリンの音色に聞き入った」と紹介されていました。
翌11日に学生たちは四国へ移動、OBは帰京しました。一部のOBが乗るはずだった飛行機が欠航になり別の便をとらなければいけないというアクシデントもありましたが、全員無事に便を振替ることができました。今回の奉納演奏と松江演奏会では、昭和62年卒の谷口先輩にご尽力賜りました。お陰様で非常に有意義な時間を過ごすことができました。OB同士の親睦も深まり、出雲大社ではマンクラを通じてお会いすることができた皆様とのご縁に感謝申し上げました。奉納演奏は見学していたOBはもちろん演奏した学生にとっても一生の思い出になると思います。有り難い体験をさせていただきました。今後も様々な形で現役学生を支援していきたいと感じました。
(文責 明治大学マンドリン倶楽部OB会 HP運営委員会 平成20年度卒 澁谷友梨)